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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米減速に警戒ならドル買いを抑制

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28日の欧米外為市場では、ドル・円は上値の重い展開を予想する。欧州中銀(ECB)は域内経済の先行きに慎重なら、ユーロ売り・ドル買いに振れやすい。ただ、その後発表される米国内総生産(GDP)で減速が意識されればドル買いは抑制されよう。

前日の取引でNYダウの弱含みや米10年債利回りの低下でややドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.1620ドル台に浮上、ドル・円は113円40銭付近に値を下げた。本日アジア市場でもその流れが受け継がれ、米金利の低下でドル売り基調に。ただ、日銀は金融政策決定会合で緩和政策の維持を決めた。また、目先の成長やインフレを下方修正したことで緩和長期化をにらんだ円売りが観測され、主要通貨は対円で底堅い値動きとなっている。

この後の海外市場では欧米の金融政策が注目される。ドイツ連銀が今週公表した月報で目先の不透明感に言及しており、ECB理事会で先行きに慎重なスタンスが示されればユーロ売りが先行し、ドルを押し上げる見通し。また、米株高継続や日銀の緩和長期化で円売りも見込まれる。一方、今晩発表される米7-9月GDP(速報値)はベース効果で大幅に改善した前期を下回る公算。金融政策決定を前に減速が意識されれば、ドル買いは抑えられそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・10月景況感指数(予想:116.6、9月:117.8)
・20:45 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(0.00%に据え置き予想)
・21:00 独・10月消費者物価指数速報値(前年比予想:+4.4%、9月:+4.1%)
・21:30 ラガルドECB総裁会見
・21:30 米・7-9月期GDP速報値(前期比年率予想:+2.6%、4-6月期:+6.7%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:28.9万件、前回:29.0万件)
・23:00 米・9月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+0.5%、8月:+8.1%)
・02:00 米財務省・7年債入札


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