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買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開に

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 30日の日本株市場は、買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。29日の米国市場はNYダウが236ドル高だった。先週の下げが行き過ぎとの見方も手伝い買い先行の展開となった。また、バイデン大統領が新型コロナの新たな変異株(オミクロン株)を巡り、経済封鎖の必要性を否定すると警戒感が後退し上げ幅を拡大している。ハイテク主導の上昇となり、ナスダックは291ポイント高で先週末の下落部分をほぼ吸収する格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の28330円。円相場は1ドル113円60銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買い先行で始まることになりそうだ。米ハイテク株の強い動きにより、指数インパクトの大きい値がさハイテク株に波及する格好となるようだと、日経平均を押し上げる動きとなろう。ただし、オミクロン株を巡る報道には引き続き振らされやすい状況であるほか、先物主導によるインデックスに絡んだ商いが中心であるため、方向感を掴みづらくさせそうだ。日経平均は75日線が目先的な上値抵抗線となっているほか、NYダウについても75日線に上値を抑えられる格好だった。日中はグローベックスの米先物の動向なども注意する必要があるだろう。

 また、米国ではバイデン大統領の発言によって米経済の先行きに対する過度な懸念が後退した格好となったが、国内においては、政府は水際対策を巡り全世界からの外国人の新規入国を原則停止すると発表した。経済活動の正常化への期待が後退する格好となるなか、積極的な売買は手控えられることになりそうだ。そのため、物色の流れとしては先物主導によるインデックスに絡んだ値がさハイテク株のほか、巣ごもり消費といったコロナ感染時に物色されていたテーマ株などへの物色が再燃する可能性はありそうだ。

 もっとも、マザーズ指数は昨日の下落で支持線として意識されていた75日線を割り込んでいる。需給状況は悪化傾向にあることから、強いトレンドを形成している銘柄への順張りスタンスに向かいやすく、出遅れ感のある銘柄などを見直す流れには、
中々向かいづらいところだろう。
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