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米国株見通し:底堅い値動きか、金融政策への影響を注視

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(11時40分現在)

S&P500先物      4,663.00(+12.00)
ナスダック100先物  16,418.75(+28.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調。NYダウ先物は100ドル高、NY原油先物(WTI)は続伸し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


29日の主要3指数は反発。前週末の急落による自律反発でダウは3日ぶりにプラスへ転じ、35000ドル台を回復した。南アフリカで新たに検出されたコロナ・オミクロン株について、バイデン大統領はこの日ホワイトハウスで記者会見し、冷静な対応を呼びかけた。また、ロックダウン(都市封鎖)を実施しない考えを示したことから過度な警戒感は一服。割安感の生じた景気敏感株を中心に買戻しが強まり、相場を押し上げた。


本日は底堅い値動きか。変異株の感染状況を見極める展開で、買いは慎重となりそうだ。ただ、引き続き過度な懸念は弱まり、全般的に買戻しが入りやすいだろう。政府のワクチン対応も安心感を誘う要因に。一方、議会証言に臨むパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はオミクロン株のまん延は「経済と雇用に下振れリスクをもたらす」と述べる考え。それにより市場の引き締め加速への思惑が縮小すれば、株買い要因となるだろう。



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