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注目銘柄ダイジェスト(前場):マネックスG、LINK&M、ギフティなど

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ニコン<7731>:1193円(+82円)
大幅反発。岡三証券では投資判断「強気」継続で、目標株価を1500円から1600円に引き上げている。映像事業やFPD露光装置の中長期的な市場減退リスクは考慮する必要はあるが、従来乏しかった成長領域について、コンポーネント事業の立ち上がりや、半導体露光装置の拡大など業績への貢献が期待できる局面に入ったと判断。評価が切り上がる要因になると考えているもよう。現在のPBR水準は割安とみているようだ。



日電子<6951>:9720円(+600円)
大幅続伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も8000円から10500円に引き上げている。EUV半導体露光装置の需要拡大につれて、収益性の高いマルチビーム方式の電子ビームマスク描画装置の売上高が増加することで、今期以降の高い収益成長を予想、従来見通しも引き上げている。また、SBI証券でも目標株価を10400円から12000円に引き上げている。



LINK&M<2170>:726円(-122円)
大幅続落。663万9400株の自己株式処分、340万3200株の売出、150万6300株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。調達資金は主に開発費用やマーケティング費用に充当するもよう。市場に放出される株式数は最大で、自己株式を除いた発行済み株式数の11.0%の水準となる。同様に自己株式を除いた発行済み済み株式の希薄化は最大で7.8%となる。



ギフティ<4449>:2620円(-256円)
大幅続落。海外募集による新株式の発行及び2026年満期ユーロ円建CBの発行を発表している。100万株の新株を募集価格2630円で発行するほか、CBの転換価額は3551円、前日終値比アップ率35.02%で決定。発行新株は発行済み株式数の3.6%に当たるほか、CB発行による潜在株比率は7.17%となる。約100億円の調達資金はM&A資金や借入金返済原資とするもよう。株式価値の希薄化や目先の需給悪化を警戒する動きが優勢に。



マネックスG<8698>:992円(+144円)
大幅反発で上昇率トップ。SMBC証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も850円から1200円に引き上げている。グループの資本調達を伴うM&A や赤字拡大などの不確実性が払拭されたとみられる中、クリプトアセット、日本、米国事業の各事業価値を同業他社の水準と比較した場合、同社株は大幅なディスカウント状態にあると判断しているもよう。



リプロセル<4978>:241円(+18円)
大幅に反発。リプロセルが実施している新型コロナウイルスPCR検査や変異株の特定検査で、新たな変異株のオミクロン株の特定検査が可能であることが判明したと発表している。変異株の特定検査は通常2日間程度を要するが、リプロセルが採用するマルチプレックスPCR法は多くの検体を同時に1-2時間程度で検出できるという。オミクロン株の感染拡大による影響が懸念される中、検査の需要が増加するとの見方から買われているようだ。



アイドマHD<7373>:5230円(+375円)
一時ストップ高。NTT<9432>傘下のNTTドコモに対し、アイドマ・ホールディングスが開発するオンライン商談ツールのOEM提供を開始すると発表している。中堅・中小企業のDX推進に必要なサービスを購入できるドコモのオンラインストア「ビジネスdXストア」の「dXオンライン営業」で提供する予定。また、東証が30日から信用取引規制を解除したことも追い風になっているようだ。



ホロン<7748>:4075円(+125円)
大幅に3日ぶり反発。エー・アンド・デイ(A&D)<7745>と株式交換で経営統合すると発表している。ホロン株1株に対し、A&D株3.60株を割当交付する。29日終値はホロン株が3950円、A&D株が1264円だった。持株会社体制に移行し、グループの戦略機能強化や経営資源の有効活用などを図る。また、両社の技術融合で次世代検査装置の開発を推進する。ホロン株は22年3月30日付で上場廃止になる予定。
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