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日経VI:大幅に上昇、株価下落で一時30を上回る場面も

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比+3.94(上昇率15.76%)の28.94と大幅に上昇した。なお、高値は30.91、安値は25.17。今日の東京株式市場は売りが優勢の展開となり、日経225先物は下落した。市場では新型コロナ「オミクロン型」への警戒感が継続しており、今日の株価下落で、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは一時、警戒ラインとされる30を上回る場面があった。取引時間中に日経VIが30を上回るのは、今年5月13日以来となる。その後は日経225先物が徐々に下げ渋り、日経VIは次第に上昇幅を縮める動きとなったが、取引終了にかけて日経VIは再び上昇幅を拡大して本日を終えた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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