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日経平均は211円高でスタート、リクルートHDやJR東などが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28138.82;+211.45
TOPIX;1962.09;+14.55


[寄り付き概況]

 7日の日経平均は211.45円高の28138.82円と反発して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は反発。ダウ平均は646.95ドル高の35227.03ドル、ナスダックは139.68ポイント高の15225.15で取引を終了した。バイデン大統領の首席医療顧問の国立アレルギー感染症研究所ファウチ所長が週末のインタビューで、時期尚早としながらも、新型コロナのオミクロン変異株の重症度を巡り楽観的な見解を示したため経済封鎖への警戒感が後退し景気回復期待に、寄り付き後、上昇。終日買戻しが続き、引けにかけて上げ幅を拡大し終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって反発し、また、外為市場で1ドル=113円40銭台と、昨日15時頃に比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことなどが東京市場の安心感となった。また、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を0.5%引き下げると発表したことを受け、中国景気の下支えにつながるとの見方が東京市場の株価支援要因となった。一方、米政権が北京五輪の外交ボイコットを発表したことから米中対立の激化への懸念が株価の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.6%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.6%減少だった。今日は11月の中国貿易統計が発表される。

 セクター別では、空運業、サービス業、非鉄金属、陸運業、石油石炭製品などが値上がり率上位、海運業、医薬品、水産・農林業、精密機器などが値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、JR東<9020>、三井物産<8031>、JAL<9201>、ANA<9202>、キヤノン<7751>、ベイカレント<6532>、丸紅<8002>、マネックスG<8698>、SUMCO<3436>、アサヒ<2502>などが上昇。他方、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、ソフトバンク<9434>、伊藤忠<8001>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、富士通<6702>、HOYA<7741>、富士フイルム<4901>などが下落している。

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