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NYの視点:米Q3の労働生産性は74年ぶり低水準に落ち込む

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米労働省が発表した7-9月期非農業部門労働生産性改定値は前期比年率−5.2%となった。速報値から上方修正予想に反して下方修正され1947年10−12月期以降74年ぶり最低に落ち込んだ。同期単位労働コスト改定値は前期比年率+9.6%。速報値+8.3%から伸びが予想以上に上方修正され昨年10−12月期以来最大の伸びとなった。

同指数は連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン前議長が景気動向を判断する上で注目していた指標。賃金などコストの上昇で企業の生産性が落ち込んでいることが明らかになった。

パンデミック関連のサプライチェーン混乱が落ち着き、コストが低下した場合、再び生産性が回復する可能性はあるが、混乱が長引いた場合、回復にも懸念が残る。

FRBは焦点を高インフレに移した。高インフレが想定以上に長引くことに備え、量的緩和(QE)縮小を加速させ、計画していたよりも数カ月早く縮小を終了する可能性を示唆。パンデミックの状況の改善で、緊急措置として導入されたQEの必要性は後退した。しかし、時期尚早の利上げは回復を損なう可能性が警戒される。



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