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日経平均は140円高でスタート、INPEXやリクルートHDなどが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28703.01;+140.80
TOPIX;1980.88;+9.37


[寄り付き概況]

 23日の日経平均は140.80円高の28703.01円と3日続伸して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は261.19ドル高の35753.89ドル、ナスダックは180.80ポイント高の15521.89で取引を終了した。オミクロン変異株感染が拡大する中、7-9月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されたほか、12月の消費者信頼感指数も予想以上に上昇したため回復持続期待に寄り付き後、上昇。食品医薬品局(FDA)が製薬会社ファイザー(PFE)の新型コロナ経口薬の緊急使用を承認したため、オミクロン変異株への脅威も後退し、引けにかけて一段高となった。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって続伸したことが東京市場の株価を支えた。また、米メルクの新型コロナ飲み薬「モルヌピラビル」について岸田首相が「週末から全国に20万回分の配送を開始し来週から使えるようにする」と表明したこともあり、経済活動活性化への期待感が継続し、株価支援要因となった。一方、国内で新型コロナ新規感染者数がやや増加傾向となっていることに加え、新型コロナ「オミクロン型」の市中感染が国内で初めて確認され、感染拡大への警戒感が株価の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月12-18日に国内株を5週連続で売り越した。売越額は8413億円だった。今日は、ハイブリッドテクノロジーズ<4260>、エクサウィザーズ<4259>がマザーズに、クルーバー<7134>、三和油化工業<4125>がジャスダックに上場した。

 セクター別では、鉱業、精密機器、サービス業、機械、ゴム製品などが値上がり率上位、医薬品が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソニーG<6758>、INPEX<1605>、リクルートHD<6098>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、NTT<9432>、キヤノン<7751>、日本電産<6594>、オリンパス<7733>、富士通<6702>、三菱ケミHD<4188>、エムスリー<2413>などが上昇。他方、東京海上<8766>、ZHD<4689>、NEC<6701>などが下落している。

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