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テラスカイ—3Qは2ケタ増収、ソリューション事業の売上高が順調に推移

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テラスカイ<3915>は14日、2022年2月期第3四半期(21年3月-11月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比10.0%増の90.79億円、営業利益は同32.4%減の4.50億円、経常利益は同31.1%減の4.58億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同91.3%減の1.99億円となった。

ソリューション事業の売上高は、Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入開発案件が増加し、前年同期比13.7%増の80.02億円となった。セグメント利益(営業利益)は、量子コンピューター関連の研究開発を行うQuemix及び新たに設立したテラスカイ・テクノロジーズ、リベルスカイへの投資による赤字を取り込みつつ、同0.6%減の11.90億円となり、期初計画対比ではプラスで進捗している。

製品事業の売上高は、引き続き「DataSpider Cloud」及び「mitoco(ミトコ)」の契約が好調で、サブスクリプション売上が堅調に増加している。ただし、前年度との比較では、前第1四半期に計上した大型の「DataSpider Cloud」の導入プロジェクト開発終了分の売上が減少した影響が大きく、前年同期比2.3%減の11.87億円となった。セグメント損失(営業損失)は、開発売上減少の影響及び、今期より製品事業に移管されたOMLINE(オムリン)事業の人員増の影響及び、自社イベント「TerraSkyDays 2021 Online」の広告宣伝費の負担により、0.51億円(前年同期は1.38億円の利益)となった。

2022年2月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比18.1%増の131.59億円、営業利益は同31.2%減の5.36億円、経常利益は同32.9%減の5.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同91.6%減の2.06億円とする期初計画を据え置いている。




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