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NY株式:NYダウ339ドル安、早期の積極的な金融引き締め警戒感くすぶる

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米国株式市場は続落。ダウ平均は339.82ドル安の35028.65ドル、ナスダックは166.65ポイント安の14340.25で取引を終了した。金融のバンク・オブ・アメリカやモルガンスタンレーの好決算を好感し寄り付き後、上昇。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の早期の急激な金融引き締めへの警戒感がくすぶり、下落に転じた。引けにかけて、下げ幅を拡大。セクター別では家庭・パーソナル用品、公益事業が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。


消費財メーカのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか、2022年の見通し引き上げが好感され上昇。銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は融資の強い伸びが支援し第4四半期決算が予想を上回り上昇した。また、金融のモルガンスタンレー(MS)は株式トレーディングが好調で四半期決算が予想を上回り上昇。さらに、フィンテックのソーファイ(SOFI)は連邦政府の銀行免許を取得したことが好感材料となり、大きく買われた。一方、ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)はアナリストの投資判断引き下げが嫌気され、下落。


バイデン大統領は今年始めての会見において、オミクロン流行による都市閉鎖を行わないと再表明したほか、FRBが必要に応じ支援を調整することが適切だと指摘した。






Horiko Capital Management LLC


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