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新興市場銘柄ダイジェスト:レカムは大幅に反発、シノプスがストップ高

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<3323> レカム 72 +7
大幅に反発。150万株(1億円)を上限として自社株を取得すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.41%。取得期間は20日から2月18日まで。株主還元と資本効率の向上に加え、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。自社株買いが好感されていることに加え、株価が2ケタで手掛けやすいことも個人投資家を中心に買い意欲を刺激しているようだ。


<4175> coly 2115 +112
大幅に3日ぶり反発。スマートフォンアプリゲーム「&0(アンドゼロ)」をiOS/Android向けに今春リリースすると発表している。ジャンルは探偵&恋愛シミュレーション。リリースは今年春の予定。colyでは5作目のタイトルとなる。コロナ禍でスマホゲームの新作タイトルには需要が期待できるとの見方に加え、同社株は朝方に上場来安値を更新していたことから押し目買いも入っているようだ。


<2370> MDNT 49 +3
大幅に反発。慢性心不全の治療を目的とした再生医療等製品の製造・供給体制の確立に向けた取り組みが完了したと発表している。完了により、有効性や安全性を評価する医師主導第IIb相試験が可能になる。今回の再生医療等製品は免疫細胞の活性化による慢性炎症制御に基づく新しい治療法。九州大学循環器内科の筒井裕之教授と共同研究を進めており、同大と医師主導治験に関する契約を締結している。


<3691> リアルワールド 1055 +150
ストップ高。自社グループのギフトサービス「デジタルギフト」と連携するライブ配信サービス「ふわっち」で貯めたポイントを新たに決済サービスの「PayPay」で受け取ることが可能になったと発表している。PayPayで受け取ったポイントを多様なサービスで決済できるようになるため、自社グループのギフトサービスを使うふわっちユーザーの利便性が向上するとしている。ライブ配信と決済サービスというテーマ性が評価され、買いが殺到しているとみられる。


<4428> シノプス 1058 +150
ストップ高。一部メディアが伊藤忠商事<8001>と業務提携したと報じ、買い材料視されている。報道によると「小売店に提供していた需要予測のデータを生かし、食品メーカーや卸と共有する仕組みをつくる」とされ、22年度からの事業開始を目指して共同出資会社設立も視野に入れているという。伊藤忠との提携が実現すればシノプスの業績にプラスに働くとの見方に加え、同社株は前日に上場来安値を記録しており、押し目買いも入っているようだ。


<1439> 安江工務店 995 +21
大幅に3日ぶり反発。21年12月期の営業利益を従来予想の1.58億円から2.08億円(前期実績0.29億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの影響による設備機器の納期遅延やウッドショックによる木材価格の高騰などで売上総利益率が低下したものの、不採算事業の見直しや新規出店費用の抑制で販管費が削減できたため。株価が前日まで25日移動平均線を下回る水準で推移していたことから、自律反発期待の買いも入っているようだ。
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