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ネットフリックスの時間外の急落がセンチメントを冷ます

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 21の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開が見込まれる。20日の米国市場はNYダウが313ドル安だった。中国人民銀行による1年物ローンプライムレートの引き下げや国内金利の上昇も一段落したためハイテクの買戻しも目立ち買い先行で始まった。しかし、終盤にかけて来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、連邦準備制度理事会(FRB)の積極的引き締め政策への根強い懸念にともなう利益確定売りが強まり、下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円安の27500円。円相場は1ドル114円10銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。シカゴ先物は一時27940まで上昇する場面も見られたものの、終盤にかけて売られる格好であり、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。もっとも、取引終了後に決算を発表したネットフリックスは、会員数の伸びが予想に届かなかったことから、時間外で20%超の下落を見せている。来週にはアップルやテスラの決算を控えていることもあり、押し目買いの動きも強まりづらいセンチメントになりそうだ。

 日経平均はテクニカル面では週足の一目均衡表の雲の中での推移である。足元では雲上限レベルでの攻防を見せていたものの、今週の弱い値動きによって下へのバイアスが強まっており、雲下限を意識したトレンド形成に向かっている。遅行スパンは実線と交差し、下方シグナルの発生が近づいている。2月に入ると実線の切り上がりによって下方シグナルの発生確度は高まりやすく、テクニカル面からの先安観が警戒されよう。

 また、VIX指数は25.59に上昇してきた。より不安心理が高まりやすいなか、米国市場の動向により敏感に反応しやすくなるだろう。短期的な売買が中心となるため、値動きの荒さには警戒しておきたい。特に先物市場ではここ数日は荒い値動きを見せていることもあり、短期的な仕掛け的な商いが入りやすいだろう。個別では中小型株の一角に底堅さが見られてきていることから、大きく売り込まれていた銘柄などへはリバウンド狙いの動きも意識されそうだ。
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