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新興市場銘柄ダイジェスト:アイドマHDは大幅に5日ぶり反落、ヒュウガプライマがストップ高

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<6045> レントラックス 708 +8
大幅に3日続伸。分散型ID活用データプラットフォームを開発・運用するcanow(東京都千代田区)に0.30億円を出資すると発表している。持株比率は非公表だが、持分法適用会社となる基準未満という。成果報酬型広告サービス事業の拡大を目指す。また、21年12月の取扱高は前年同月比56.3%増の13.62億円となった。売上高は1.86億円(収益認識に関する会計基準の適用に伴い前年同月比は非開示)だった。


<7707> PSS 482 +36
大幅に反発。新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることから、感染の有無を調べる検査キットが不足しつつあると複数のメディアで報じられ、買い材料視されている。プレシジョン・システム・サイエンスは全自動PCR検査装置を製造してOEM製品としてフランス企業に供給しており、累計販売台数は1000台を突破している。このため検査キットの不足を受けて関連銘柄の一角として物色されているようだ。


<7373> アイドマHD 2584 -506
大幅に5日ぶり反落。特段の売り材料は出ていないが、商いを伴って値下がりしている。アイドマ・ホールディングスは13日に22年8月期第1四半期(21年9-11月)の営業利益を4.09億円と発表。通期予想(12.00億円)に対する進捗率が34.1%と好調だったことから、売買が交錯しながらも堅調に推移していた。ただ、相場全体が落ち込む中での逆行高だっただけに、25日移動平均線を上値抵抗線と見る向きが利益確定売りを出しているようだ。


<7133> ヒュウガプライマ 5430 +700
ストップ高。介護記録を管理するクラウドシステムなど「介護テック」の中堅上場企業の一つとして一部メディアの特集で取り上げられ、買い材料視されている。特集ではHYUGA PRIMARY CAREが開発した腕時計型のウエアラブル端末が紹介されており、「21年8月の投入以降、4施設で計約150台が稼働している。特に新型コロナウイルスの検査で必要な血中酸素濃度を手軽に計測できる点が評価されている」としている。


<3857> ラック 796 +85
大幅に3日続伸。野村総合研究所<4307>と資本業務提携契約を締結すると発表している。クラウドプラットフォームにマネージドセキュリティサービスを提供する合弁会社「ニューリジェンセキュリティ」を設立する。出資比率は野村総研50%、ラック50%。また、461万株を発行して野村総研に313万株、KDDI<9433>に148万株を割り当てる。調達資金の約32.8億円はM&Aや資本提携などに充てる。


<8946> エイシアンスタ 83 +7
大幅高。株主優待制度を導入すると発表している。投資の魅力を高め、中長期的に保有する株主の増加を図ることが目的。株主優待制度「ASIAN STARプレミアム優待倶楽部」を新設し、保有株式数(5000株以上)に応じて優待ポイントを贈呈する。ポイントは食品、電化製品など2000種類以上の商品のほか、共通株主優待コイン「WILLs Coin」とも交換可能。贈呈時期は6月と12月の年2回で、今年6月30日現在の株主から実施する。
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