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マザーズ指数は大幅反落、6%超の下落で20年4月以来の安値

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 本日のマザーズ市場では、グロース(成長)株を中心とした株式相場全体の急落を受け、損失覚悟の売りが広がった。前日の米国市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の会見内容がタカ派的と受け止められ、金利が急上昇した。グロース株への逆風が一段と強まるとの見方から、新興株は特にきつい下げを強いられた。なお、マザーズ指数は大幅反落、終値で6%超の下落となり、2020年4月22日以来の安値を付けた。売買代金は概算で1516.46億円。騰落数は、値上がり30銘柄、値下がり385銘柄、変わらず4銘柄となった。
 個別では、メルカリ<4385>が9%の下落となったほか、ビジョナル<4194>やフリー<4478>といったその他時価総額上位も軒並み軟調。売買代金上位もFRONTEO<2158>、GEI<9212>など総じて売りに押され、JTOWER<4485>は11%超下落した。また、弁護士コム<6027>は引け後発表の決算を警戒した売りが出て、ストップ安水準で取引を終えた。一方、ヒュウガプライマ<7133>やPSS<7707>は逆行高。PSSは「東京都PCR等検査無料化事業者」として登録申請したと発表している。上期業績を上方修正した総医研<2385>は急伸。また、アーキテクツSJ<6085>はストップ高水準で取引を終えた。
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