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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、ウクライナ混迷で有事のドル買い継続

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28日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。ウクライナ情勢の混迷が深まるなか、欧米株安を背景としたリスク回避の円買いが先行する見通し。ただ、ドルは有事の買いが強まり、円に対しても下げづらい展開となりそうだ。

前週末はロシアによるウクライナへの武力侵攻後、両国の協議への期待感から短期的にリスク選好ムードが広がり、ユーロ・ドルは1.1270ドル付近に上昇。また、NY株式市場の大幅高で円売り優勢となり、ドル・円は115円70銭台に値を切り上げた。しかし、欧米の対ロ制裁による国際銀行間協会(SWIFT)排除で世界経済や安全保障の先行き不透明感から、週明けアジア市場はユーロ・円が2円超も窓を空けて寄り付くなど、リスクオフのムードが広がる。

この後の海外市場は、欧米の対ロ制裁による今後の影響を消化する展開となりそうだ。プーチン・ロシア大統領は核戦力を含め高度の警戒態勢を敷いており、地政学リスクはより混迷を深めている。ロシアとウクライナの協議が注目されるなか、ユーロ・円が外為市場の下げを主導する見通し。一方で安全通貨への買いが入りやすい。NY株式市場は全面的な売りが見込まれ、円買いが先行。半面、有事によりドル選好地合いに変わりはなく、ドル・円は下げづらいだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 スイス・10-12月期GDP(前年比予想:+3.7%、7-9月期:+4.1%)
・22:30 米・1月卸売在庫速報値(12月:前月比+2.2%)
・22:30 カナダ・10-12月期経常収支(7-9月期:+13.7億加ドル)
・23:45 米・2月シカゴ購買部協会景気指数(予想:62.0、1月:65.2)
・24:30 米・2月ダラス連銀製造業活動指数(1月:2.0)



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