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東京為替:ドル・円は下げ渋り、米引き締め期待は継続

7日の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。早朝の取引で123円93銭まで強含んだが、124円台回復に失敗し上値の重さを嫌気した売りで一時123円47銭まで値を下げた。ただ、米金融引き締め期待による金利先高観でドルは買い戻され、その後は小幅に戻した。

・ユーロ・円は134円66銭から135円18銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.0890ドルから1.0934ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円123円70-80銭、ユーロ・円134円80-90銭
・日経平均株価:始値27,032.42円、高値27,042.49円、安値26,801.79円、終値26,888.57円(前日比461.73円安)

【要人発言】
・内田日銀理事
「日銀の政策は長期・超長期の金利が低い要因になっている」
「緩和推進で経済を押し上げ、雇用者所得の増加につながっている」
「年金は株式にも投資、金融緩和で運用改善につながっている」
・野口日銀審議委員
「日本の課題はデフレ・低インフレからの脱却で、円高の方が困る」
「エネルギーや原材料の価格上昇で交易条件悪化、円安の影響は実際には極めて限定的」

【経済指標】
・豪・2月貿易収支:+74.57億豪ドル(予想:+116.50億豪ドル、1月:+117.86億豪ドル←+128.91億豪ドル)
・日・2月景気動向指数・先行速報値:100.9(予想:100.8、1月:102.5)
・スイス・3月失業率:2.4%(予想:2.3%、2月:2.5%)
・独・2月鉱工業生産:前月比+0.2%(予想:+0.2%、1月:+1.4%←+2.7%)

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