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2022年通年の中国経済成長率は設定目標値を下回る可能性

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 25日のニューヨーク外為市場でユーロ・ドルは一時1.07ドルを下回り、2020年3月以来のユーロ安・米ドル高の水準となった。新型コロナウイルスの感染拡大に対処するために中国で都市封鎖措置が導入されており、米ドル高・人民元安の相場展開となっていることも影響したようだ。リスク選好的な為替取引は縮小し、ユーロ、豪ドル、ポンドなどに対する円買いが優勢となった。
 市場参加者の間からは、「中国経済は4-6月期にかなり減速し、7-9月期も大幅な回復は期待できないため、2022年通年の経済成長率は中国政府が設定している目標値(5.5%前後)を下回る可能性が高い」との声が聞かれている。そのため、新たな経済対策や追加緩和などの景気浮揚を狙った措置が導入されるとの見方も出ている。
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