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NY為替:米FOMC会合結果判明後にドル乱高下、ドル・円は一時128円63銭まで下落

4日のニューヨーク外為市場でドル・円は130円38銭まで上昇後、128円63銭まで反落し、129円08銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り、政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.50ポイント引き上げ、利上げ継続が適切となると言及。バランスシート縮小を巡り、6月1日から月額475憶ドルで開始し、3カ月後に最大月額950億ドルまで段階的に増やす計画を明らかにした。パウエルFRB議長が会見で今後数回会合での0.5%の利上げを示唆すると一時ドル買いが強まった。しかし、0.75%の利上げはFOMCが積極的に検討するものではないと発言すると、6月、7月の0.75%の利上げ確率が後退し、利食いのドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.0511ドルまで下落後、1.0631ドルまで上昇し、1.0621ドルで引けた。ユーロ・円は137円43銭まで上昇後、136円61銭まで反落した。ポンド・ドルは1.2452ドルまで下落後、1.2638ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9853フランまで上昇後、0.9721フランまで下落した。

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