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三機工業—22年3月期は増収・21%営業増益、建築設備事業・環境システム事業等で受注増加

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三機工業<1961>は13日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.6%増の1,931.89億円、営業利益が同21.5%増の91.12億円、経常利益が同19.8%増の98.17億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.0%増の64.89億円となった。

建築設備事業の受注高は前期比2.4%増の1,605.04億円、売上高は同0.17億円減の1,554.84億円、セグメント利益は同14.9%増の88.25億円となった。受注高は、産業空調及び電気設備の大型工事の受注により増加した。売上高は前年同期並み、セグメント利益は繰越工事の利益率改善等により増益となった。
機械システム事業の受注高は前期比13.4%増の89.14億円、売上高は同7.7%増の96.66億円、セグメント損失は1.93億円(前期は3.93億円の損失)となった。前年同期と比較して受注高、売上高ともに増加となり、セグメント損失は改善した。
環境システム事業の受注高は前期比6.7%増の306.40億円、売上高は同9.7%増の258.42億円、セグメント利益は同783.1%増の1.84億円となった。受注高は、大型の維持管理業務を受託及び廃棄物処理施設の受注等により増加した。また、売上高は前期からの繰越工事が進捗したことにより増収、セグメント利益は増収の影響により増益となった。
不動産事業の受注高は前期比1.5%増の24.10億円、売上高は同1.5%増の24.10億円、セグメント利益は同2.8%増の7.98億円となった。テナント賃貸収入が増加し、増収増益となった。

2023年3月期通期については、売上高は前期比3.5%増の2,000億円、営業利益は同4.2%増の95億円、経常利益は同1.9%増の100億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.3%増の69億円を見込んでいる。


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