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レカム—2Qも2ケタ増収・純利益の大幅増が継続、海外ソリューション事業が好調を維持

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レカム<3323>は13日、2022年9月期第2四半期(21年10月-3月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比20.2%増の41.81億円、営業利益が同12.5%増の2.24億円、税引前利益が同36.8%増の2.54億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同211.7%増の2.02億円となった。

海外ソリューション事業の売上収益は前年同期比2.8倍の16.73億円、セグメント利益は1.20億円(前年同期は0.59億円の損失)となった。中国を除き通常の事業環境に戻りつつある一方で、半導体不足や中国での物流混乱の影響等により、商品仕入に支障をきたしており、特にエアコン等仕入が十分にできず販売に影響が出た。一方で、2021年10 月より連結子会社化したSLWの収益が好調に推移した。

国内ソリューション事業の売上収益は前年同期比14.3%減の22.10億円、セグメント利益は同59.4%減の0.65億円となった。直営店チャネルにおいては、半導体不足の影響により、LED照明等の仕入が思うようにできず、また、ウイルス除菌装置の販売は前年同期比で減少し、売上収益は同3.8%減の11.85億円となった。FC加盟店チャネルにおいては、直営店の販売手法を水平展開し、加盟店へ販売手法の共有を推し進め、販売支援を実施した結果、売上収益は前年同期とほぼ同額の5.42億円となった。代理店チャネルにおいては、主力商品のLED照明で、発注に応じられない商品アイテムが数多く生じたため売上収益は同32.7%減の4.82億円となった。

BPR事業の売上収益は前年同期比1.5%減の2.98億円、セグメント利益は同13.0%減の0.80億円となった。既存顧客の業務量の増加に加えて新規顧客の受託も増えたが、人民元に対して円安が進行したため、中国でのBPOセンターのコストがかさんだ。

2022年9月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比44.8%増の96.00億円、営業利益が同127.9%増の4.80億円、税引前利益が同192.8%増の4.50億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が2.60億円とする期初計画を据え置いている。



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