週明け23日の米株式市場でNYダウは618.34ドル高の31880.24、ナスダック総合指数は180.66pt高の11535.28、シカゴ日経225先物は大阪日中比35円高の27085円。為替は1ドル＝127.80-90円。米銀行大手JPモルガン・チェースが2022年12月期の純金利収入見通しを上方修正し金融株が買われた流れを引き継いで、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などに買いが波及する可能性がある。中国国務院会合での決定事項によると、今後、国内企業を対象に1400億元（約2兆7200億円）余りの追加減税措置を実施すると伝わっており、中国の景況感回復への期待を背景にJFEホールディングス<5411>、安川電機<6506>、ダイキン<6367>なども好感されそうだ。昨日行われた日米首脳会談後において岸田首相が防衛費を大幅増額する意向を示したことで、三菱重工業<7011>、IHI<7013>などにも改めて関心が高まることも見込まれる。
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