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5月24日のNY為替概況

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 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は127円50銭から126円37銭まで下落し、引けた。
米5月製造業PMI速報値が予想以上に低下、米5月リッチモンド連銀製造業指数は予想外のマイナスに落ちこみ、さらに、米4月新築住宅販売件数も増加予想に反し3月から大幅減少し、パンデミック開始直後の20年4月来で最低となる経済指標の悪化を受けて、米国経済の景気後退入り懸念が強まり、金利低下に伴うドル売りが加速。リスク回避の円買いも強まった。
  

ユーロ・ドルは1.0694ドルから1.0749ドルまで上昇し、引けた。
欧州中央銀行(ECB)はインフレ対処で7月の会合で0.5%ポイントの利上げも除外すべきではないとのメンバーの発言を受けユーロ買いが強まった。

ユーロ・円は136円73銭から135円55銭まで下落。
 
ポンド・ドルは1.2472ドルまで下落後、1.2555ドルまで上昇した。英5月製造業PMI速報値の悪化を受け英中銀の追加利上げ観測が後退しポンド売りに拍車がかかった。その後、低調な米経済指標を受けたドル売りに下げ止まった。
  

ドル・スイスは0.9652フランから0.9574フランまで下落した。
          


[経済指標]
・米・5月リッチモンド連銀製造業指数:‐9(予想:10、3月:14)
・米・4月新築住宅販売件数:59.1万戸(予想:74.9万戸、3月:70.9万戸←76.3万戸)
・米・5月製造業PMI速報値:57.5 (予想:57.7、4月:59.2)
・米・5月サービス業PMI速報値:53.5(予想:55.2、4月:55.6)
・米・5月総合PMI速報値:53.8(予想:55.7、4月:56.0)
 
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