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米国株見通し:下げ渋りか、軟調継続も政策運営に期待

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(13時50分現在)

S&P500先物      4,055.70(-2.1)
ナスダック100先物  12,274.30(-2.5)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は30ドル安。NY原油先物(WTI)は堅調地合いとなり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


26日の主要3指数は続伸。前日終値付近で寄り付いた後は上げ幅を拡大し、ダウは516ドル高の32637ドルと5日連続で上値を伸ばした。この日発表された経済指標で新規失業保険申請件数は小幅に改善したものの、国内総生産(改定値)は速報値を下方修正、住宅関連指標は予想外に悪化し、先行き不透明感を強めた。ただ、小売大手の決算発表で良好な業績が好感されると、消費関連への買いが波及する形で指数を押し上げた。


本日は下げ渋りか。足元で発表された経済指標は予想を下回る内容が目立つものの、連邦準備制度理事会(FRB)当局者は引き締め加速のスタンスを強め、景気減速懸念の売りが出やすい地合いに変わりはない。ただ、今晩発表のコアPCE価格指数は前回から伸びが鈍化する見通し。政策決定の目安の1つとされる同指数の上昇が一服すれば当局は今後タカ派姿勢を弱めるとの期待感から、売り一巡後は慎重ながら買戻しの可能性もあろう。


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