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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、米金融政策を見極める必要がある

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【ブラジル】ボベスパ指数 102806.82 +0.73%
15日のブラジル株式市場は、強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比743.57ポイント高(+0.73%)の102806.82で引けた。米長期金利の低下が好感されたようだ。ボべスパ指数の92の構成銘柄では70が上昇、21が下落、変わらずは1で買いが優勢。

【ロシア】MICEX指数 2318.96 +1.28%
15日のロシア株式市場は堅調推移。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比29.21ポイント高(+1.28%)の2318.96で引けた。日中の取引レンジは、2282.79−2320.40。米長期金利の低下観測を受けて押し目買いが入ったようだ。

【インド】SENSEX指数 52541.39 -0.29%
15日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比152.18ポイント安(-0.29%)の52541.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同39.95ポイント安(-0.25%)の15692.15で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、13が上昇、17が下落、変わらずは0。下げた銘柄がやや多かった。タタ・スティールの下げが目立った。バジャジ・フィンサーブなどは強含み。米金融政策を見極める必要があることから、買いは一部にとどまったようだ。

【中国本土】上海総合指数 3305.41 +0.50%
15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.50ポイント高(+0.50%)の3305.41ポイント(上海A株指数は0.51%高の3463.62ポイント)と続伸した。3月11日以来、約3カ月ぶりの高値水準を切り上げている。

中国経済の回復が期待される流れ。取引時間中に公表された5月の中国経済統計では、小売売上高の減少率が大幅に縮小し、鉱工業生産が予想外のプラス成長に転じた。足もとでは、政府関係部局が雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表しているほか、プラットフォーム企業や不動産デベロッパーなどに向けた産業統制もやや緩和している。ただ、指数は引けにかけて上げ幅を縮小。中国の新型コロナウイルス感染再拡大や、米国の利上げペース加速が警戒されている。米国ではあす未明(日本時間)、米連邦準備理事会(FRB)の結果が発表される予定だ。
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