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NYの視点:【今週の注目イベント】ECBフォーラム、G7首脳会談、米Q1GDP確定値・5月PCEコアデフレーターなど

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今週は主要7カ国(G7)首脳会談やNATO会合が開催される。原油高を抑制する計画や中国への対処などが話し合われる模様。欧州連合(EU)首脳会談ではウクライナ戦争への対応を協議すると報じられている。また、欧州中央銀行(ECB)は年次の中銀フォーラムを開催する。ラガルド総裁、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長、英中銀のベイリー総裁が参加予定で高インフレが議題となるが、インフレ、経済の見通し、金融政策の行方を巡る発言などに注目される。

米国では景気後退懸念が強まるなか、6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は50と、予想外に速報値50.2から下方修正され、1978年統計開始以来で最低を記録した。同指数の1年期待インフレ率確報値は5.3%と、予想外に速報値5.4%から下方修正された。5-10年期待インフレ率確報値は3.1%と、2008年以降14年ぶり高水準となった速報値3.3%から下方修正された。

長期期待インフレ速報値が予想外に上昇し、14年ぶり高水準となったためFRBは6月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを決定。確定値の下方修正を受けて、インフレがピークに達したとの見方が強まり、7月FOMCでの0.75%の利上げ観測が後退しつつある。今週はFRBがやはりインフレ指標として重視しているPCEコアデフレーターが発表予定で注目となる。3カ月連続で伸びの鈍化が予想されており、インフレがピークに達したことが再確認されると、7月の利上げ幅が0.5%にとどまるとの見方が強まり、ドル買いの勢いも減速することになる。

また、消費や製造業動向を見極めるため6月コンファレンスボード消費者信頼感指数や全米の製造業活動を示すISM製造業景況指数の6月分に注目が集まる。

■今週の主な注目イベント

●米国
27日:5月耐久財受注速報、5月中古住宅販売仮契約、6月ダラス連銀製造業活動
28日:5月卸売在庫速報、5月前渡商品貿易収支、4月FHFA住宅価格指数、4月S&P20都市住宅価格指数、6月コンファレンスボード消費者信頼感指数、6月リッチモンド連銀製造業指数、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁がインタビュー
29日:1−3月期GDP確定値、パウエル議長、欧州中央銀行(ECB)フォーラムに参加予定、メスター・クリーブランド連銀総裁がECBフォーラムで講演、ブラード・セントルイス連銀総裁があいさつ
30日:5月個人所得・支出、PCEコアデフレーター、MBA住宅ローン申請指数(6/24)、新規失業保険申請件数、6月シカゴPMI
7月1日:6月製造業PMI、5月建設支出、6月ISM製造業景況指数

●欧州
27-29日:ECBフォーラム
29日:ラガルド総裁がフォーラム参加、独CPI、ユーロ圏、経済信頼感指数、消費者信頼感指数
7月1日:ユーロ圏・伊CPI、ユーロけん、仏、独、製造業PMI

●英国
30日:英GDP
7月1日:英国製造業PMI

●中国
30日:中国PMI
7月1日:財新製造業PMI



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