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日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が後退

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.51(低下率2.21%)の22.57と低下している。なお、今日ここまでの高値は23.47、安値は22.55。

今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まったが、景気の先行き不透明感が根強いことなどが警戒材料となり、午前の中頃までは日経VIは先週末の水準を上回って推移した。一方、日経225先物は取引開始後にやや売りに押される場面があったものの、その後は朝方安かった米株先物が堅調で、また、香港や上海の中国株が大きく上げたこともあり、日経225先物は午前の中頃からは堅調な動きとなっている。こうした株価の値動きを受け、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは午前の中頃以降は、先週末の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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