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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続伸、狭いレンジで一進一退の展開

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【ブラジル】ボベスパ指数 100763.60 +2.12%
27日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2091.34ポイント高(+2.12%)の100763.60で取引を終了した。98672.44から101106.14まで上昇した。

小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が好感され、資源セクターを中心に物色の動きが活発になった。また、海外市場が落ち着きを取り戻していることも支援材料。ほかに、中国の景気対策の強化や経済活動の正常化観測などが好感された。

【ロシア】MICEX指数 2417.06 +1.07%
27日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比25.55ポイント高(+1.07%)の2417.06で取引を終了した。2384.32から2417.06まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、堅調な企業業績の報告も好感された。ほかに、通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料となった。一方、欧米などによる追加の経済制裁懸念などが引き続き指数の足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 53161.28 +0.82%
27日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比433.30ポイント高(+0.82%)の53161.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同132.80ポイント高(+0.85%)の15832.05で取引を終えた。

高く寄り付いた後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行。また、米国の金融引き締めの加速懸念が緩和されていることも好感されている。国内では、一部規制の緩和が今週30日に発表される予定となり、関連セクターに物色の動きが活発になった。

【中国本土】上海総合指数 3379.19 +0.88%
週明け27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比29.44ポイント高(+0.88%)の3379.19ポイントと3日続伸した。3月4日以来、約3カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。

前営業日までの好調地合いを継ぐ流れ。中国経済対策や、経済活動正常化に対する期待感が相場を押し上げている。本土で新型コロナウイルスの新規感染者数は、このところ二ケタ台前半で推移。上海市は25日、コロナ防疫戦の「勝利」を宣言し、北京市では27日から小中学校で対面授業が再開された。また、中国人民銀行(中央銀行)は資金供給を継続。人民銀は27日、リバースレポを通じ満期分との差引で900億人民元を市中供給している。先週末に続き、資金供給を拡大させた。
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