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新興市場銘柄ダイジェスト:きずなHDは大幅に4日続伸、バーチャレクが大幅に4日続伸

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<5033> ヌーラボ 910
公開価格(1000円)を4.5%下回る955円で初値を付けた。会社設立は04年3月29日。主な事業はプロジェクト管理ツール「Backlog」などのクラウドサービスの開発・提供。23年3月期の営業利益予想は前期比47.9%減の0.87億円。売上高予想は19.0%増の27.71億円と堅調を見込むが、積極的な人員増加やマーケティング費用などの投下を計画していることから減益となる見通し。


<9552> M&A総合研究所 2292
公開価格(1330円)を88.7%上回る2510円で初値を付けた。会社設立は18年10月12日。主な事業はDX・AI技術を活用したM&A仲介。22年9月期の営業利益予想は前期比125.7%増の12.71億円。経営者の高齢化に伴う後継者問題などを背景にM&A市場が継続的に拡大しており、利益が倍増すると見込む。第2四半期累計の実績は10.66億円で、進捗率は83.9%に達している。


<9229> サンウェルズ 2889 +89
大幅続伸。上場初日の前日は公開価格(1940円)を18.6%上回る2300円で初値を付けた後に2800円まで急伸。本日前場は2923円まで上伸したが、利益確定売りが膨らみ一時失速。しかし、後場に入ってからふたたび買い優勢に転じている。月末にかけて新規株式公開(IPO)が相次ぐことから投資資金の確保を目的とした換金売りが重荷になっているようだが、短期の値幅取り狙いの買いなども旺盛で、荒い値動きになっている。


<4570> 免疫生物研究所 406 +80
ストップ高。シスメックス<6869>と検体検査分野向け試薬の原材料開発に関する業務提携で合意したと発表している。免疫生物研究所の抗体ライブラリをシスメックスの測定プラットフォーム向けに最適化し、診断薬原材料として供給する。また、免疫生物研究所の強みである抗体開発技術を活かしてグローバル市場の診断ニーズに対応した抗体を開発し、シスメックスを通じて診断薬市場向け事業を拡大する。


<6193> バーチャレク 1205 +169
大幅に4日続伸。グループのバーチャレクス・コンサルティング(東京都港区)とタイムインターメディア(東京都新宿区)の最適化AIプラットフォーム「TENKEI」のエンジンを三井不動産<8801>グループが運営するシェアリング商業プラットフォーム事業「MIKKE!」に提供したと発表している。同事業は出店場所や移動販売車などをシェアするサービスで、最適な出店スケジューリングを行うツールとしてTENKEIのエンジンを活用する。


<7086> きずなHD 1996 +116
大幅に4日続伸。22年5月期の営業利益を従来予想の10.00億円から10.70億円(前期実績7.33億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの感染拡大で葬儀単価が予想を下回った一方、広告宣伝投資の積極化で葬儀件数が1万0752件と前回予想より増加したため。内製化などのコスト抑制や人員採用の遅れも利益を押し上げる見通し。株価が2000円の大台を上回ったことも買いを呼んでいるようだ。
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