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NY為替:米インフレピークアウト&景気後退予想で大幅利上げ観測後退

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6月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円30銭から135円55銭まで下落し、135円71銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視している米5月コアPCE価格指数の伸びが3カ月連続で鈍化し予想も下回り昨年11月来の低水準にとどまったためインフレピークアウトとの見方が強まった。また、米6月シカゴ購買部協会景気指数が予想以上に低下し、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年8月以降で最低水準となったため景気後退懸念も強まり、FRBの急速な利上げ観測の後退で金利低下に伴いドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0384ドルから1.0488ドルまで上昇し、1.0480ドルで引けた。ユーロ・円は141円38銭から142円29銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2100ドルから1.2189ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9594フランまで上昇後、0.9535フランまで反落した。

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