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ユーロ週間見通し:もみ合いか、インフレ関連指標が手掛かり材料に

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■軟調推移、ECBによる大幅利上げ観測は後退

今週のユーロ・ドルは軟調推移。1.0615ドルまで上昇後、一時1.0366ドルまで下落した。ドイツの6月消費者物価指数速報値が予想を下回る伸びとなり、6月失業率は悪化したことから、ユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。米長期金利の低下を受けてユーロ売りは縮小したものの、欧州中央銀行(ECB)による大幅な利上げ観測は後退しており、ユーロの上値は重くなった。取引レンジ:1.0366ドル-1.0615ドル。

■もみ合いか、欧米中銀の金融政策を見極める展開

来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)は金融引き締めの方針を維持しており、7月と9月の利上げ幅が焦点。5月生産者物価指数や5月小売売上高が市場予想を上回った場合、大幅利上げを期待したユーロ買いに振れやすい。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)はタカ派姿勢を崩しておらず、雇用関連の指標が市場予想を上回った場合、ユーロ売り・米ドル買いが優勢となりそうだ。

予想レンジ:1.0300ドル−1.0550ドル

■軟調推移、ユーロ圏経済の減速懸念強まる

今週のユーロ・円は軟調推移。ユーロ圏経済の減速懸念が強まり、ドイツのインフレ率がやや低下したことから、欧州中央銀行(ECB)による大幅利上げ観測は後退し、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いが広がった。この局面で米ドル売り・円買いの取引が増えており、ユーロ・円は一時140円を下回った。取引レンジ:139円79銭−144円28銭。

■もみ合いか、インフレ関連指標が手掛かり材料に

来週のユーロ・円はもみ合いか。インフレ鈍化の兆候が現れていることから、欧州中央銀行(ECB)は預金金利を大幅に引き上げる方針を見直す可能性がある。ただし、日本銀行は現行の金融緩和策を長期間維持する方針であることから、ユーロ売り・円買いが一段と拡大する可能性は低いとみられる。ユーロ圏の5月生産者物価指数が市場予想とおおむね一致した場合、ユーロ売り・円買いは一服する可能性がある。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・4日:5月生産者物価指数(4月:前年比+37.2%)
・6日:5月小売売上高(4月:前月比-1.3%)

予想レンジ:139円50銭−142円50銭


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