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個別銘柄戦略:ネクステージやオービックなどに注目

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前日の米株式市場は独立記念日で休場。欧州株式市場では英FTSE100や仏CAC40などが上昇した一方、独DAXは軟調。為替は1ドル=135.80-90円。全体的に手掛かり材料難ではあるが、WTI原油先物価格が1バレル=110ドル台を回復してきたことで、INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、三井物産<8031>などに買いが入りそうだ。材料どころでは、6月既存店売上が前年比でプラスとなったアダストリア<2685>、Uアローズ<7606>、すかいHD<3197>が堅調に推移しよう。ファーストリテ<9983>の6月既存店売上は3カ月ぶりに前年比マイナスとなったが、昨年6月に実施されたセールが、今年は開始日が5月に前倒しされた影響が大きく、感謝祭の影響を除くと前年同月を上回る水準だった。一方で客単価は前年比プラス傾向が続いており、総じてポジティブに捉えられよう。ほか、第2四半期決算が好調で通期計画も上方修正されたネクステージ<3186>、5日から2年半ぶりに「夕方パス」の販売を再開するOLC<4661>、22年3月第1四半期の営業利益が前年同期比15%増になったもようとの観測報道が伝わっているオービック<4684>も好感されそうだ。一方、既存店売上が冴えなかった良品計画<7453>、ライトオン<7445>、22年5月期の通期計画が市場予想を下回ったクスリのアオキ<3549>は売りが優勢となりそうだ。
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