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NY外為:ドル買い強まる、FOMC議事要旨でインフレ対処最優先を明確化、リセッションに言及なし

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NY外為市場では連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月14-15日会合分)を受けて、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

議事要旨では「7月会合で0.5%、0.75%の利上げの可能性が強い」とし、「インフレが長引いた場合、一段と引き締めの可能性」を指摘。さらに、、「インフレリスクにかなり注意していく」と、インフレ対処に断固とした姿勢を示した。「ほとんどのメンバーは成長リスクが下方に傾斜すると想定」とリセッションの言及もなく、インフレ対処を最優先していく方針が表明された。

ドル・円は135円94銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0200ドルから1.0176ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.1940ドルから1.1910ドルへ反落。

米国債相場は続落。10年債利回りは2.92%まで上昇した。


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