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澁澤倉庫—1Q増収、物流事業及び不動産事業ともに営業収益が増加

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澁澤倉庫<9304>は5日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比7.1%増の186.48億円、営業利益が同2.4%減の10.70億円、経常利益が同17.8%増の15.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同21.5%増の10.79億円となった。

物流事業の営業収益は前年同期比7.3%増の171.56億円、営業利益は同1.9%減の7.96億円となった。倉庫業務は、化粧品や機械部品の流通加工業務が増加したものの、日用品の取扱いが低調に推移したことにより、営業収益は同1.5%減の39.45億円となった。港湾運送業務は、船内荷役業務が増加したほか、輸出荷捌業務が好調に推移したことにより、営業収益は同4.9%増の16.62億円となった。陸上運送業務は、飲料や輸入貨物の輸配送業務が増加したことにより、営業収益は同1.6%増の80.35億円となった。国際輸送業務は、輸入航空貨物、輸出海上貨物、香港、ベトナム、上海の海外現地法人の取扱いが増加したほか、海上・航空運賃単価が高値で推移したことにより、営業収益は同50.6%増の28.96億円となった。その他の物流業務は、横浜地区でR&D施設賃貸業務や物流施設賃貸業務を開始したことにより、営業収益は同8.7%増の6.15億円となった。

不動産事業の営業収益は前年同期比7.0%増の15.51億円、営業利益は同4.8%増の7.66億円となった。施設の稼働率向上に伴う不動産賃貸収入や、ビル管理業務が増加した。

2023年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比0.1%増の718.00億円、営業利益が同1.9%増の46.00億円、経常利益が同26.4%減の51.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.1%減の32.00億円とする期初計画を据え置いている。



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