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コスモスイニシア—1Q減収なるも、不動産販売事業の契約進捗は新築マンション及び収益不動産等で順調に進捗

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コスモスイニシア<8844>は5日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比29.9%減の104.53億円、営業損失が26.85億円(前年同期は8.22億円の損失)、経常損失が24.51億円(同9.61億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が17.12億円(同7.15億円の損失)となった。

レジデンシャル事業の売上高は前年同期比50.2%減の34.33億円、セグメント損失は7.65億円(前年同期は0.23億円の利益)となった。新築マンション及びリノベーションマンションの引渡戸数が減少した。

ソリューション事業の売上高は前年同期比16.8%減の47.44億円、セグメント損失は3.23億円(前年同期は4.49億円の利益)となった。収益不動産等販売において減収となったこと等により減収となり、損失を計上した。

宿泊事業の売上高は前年同期比147.3%増の3.72億円、セグメント損失は9.60億円(前年同期は7.95億円の損失)となった。稼働施設数が増加した一方で、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい事業環境が継続した。

工事事業の売上高は前年同期比17.7%減の19.76億円、セグメント損失は1.62億円(前年同期は0.01億円の利益)となった。オフィス移転・内装工事の受注が減少した。

なお、同社グループでは、販売費及び一般管理費等の固定費は各四半期に概ね均等に発生する一方で、不動産販売においては物件の引渡時に収益を認識するため、物件の引渡時期により四半期ごとの業績に偏重が生じる傾向がある。当年度における新築マンション及び収益不動産の引渡時期が第4四半期に集中する見込みであることから、当第1四半期の売上高及び利益は相対的に小さくなっている。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比16.4%増の1,250.00億円、営業利益が同4.4%増の35.00億円、経常利益が同22.6%増の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.1%増の22.00億円とする期初計画を据え置いている。




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