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リソルホールディングス—1Qは大幅な増収増益・各利益は黒字転換、新規事業の活動を加速

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リソルホールディングス<5261>は5日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比152.6%増の82.36億円、営業利益が13.70億円(前年同期は6.28億円の損失)、経常利益が13.38億円(同5.27億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が8.01億円(同6.91億円の損失)となった。

ホテル運営事業では、企業研修の団体長期宿泊、ビジネス出張、レジャー・観光宿泊などの動きが活発になり、「上級・女性・観光・長期滞在」のテーマや品質・サービスを重視した企画・販売施策を実施するとともに、エージェントや法人セールスに向けた本部体制の強化を図った。新規開業施設の開業及び開業準備も着実に進めた。また、新規事業の“リソルステイ事業”では、貸別荘ニーズの高まりを背景に、「スイートヴィラ」ブランドの拡大を積極的に図った。

ゴルフ運営事業では需要に合わせてプレー単価を変動させる「レベニューマネジメント」により売上が向上した。また、リソルカード会員の拡大とリピート率アップを狙った企画の実施やゴルフコースのコンディション向上に向けた品質対策に取り組み、来場者数は順調に推移した。さらに、ゴルフ場でのプライベート感と開放感の両立が図れる戸建てスタイルとして、「ゴルフバケーションクラブ」の販売強化を図り、新規事業の“フェアウェイフロントヴィラ事業”のグループコースへの拡大展開を推進した。

リソルの森(CCRC)事業では、ゴルフ部門は、コース品質への評価もあり、プレー単価が改善し売上向上へとつながった。宿泊部門は、アウトドアリゾート需要を見据えたグランピングエリアが高単価・高稼働率となった。また、ニューノーマルに対応した運営に取組み、体験型プログラム等の付加価値をつけた商品企画や企業研修の視察誘導に積極的に取組んだ。スポーツ部門は、「MTC スポーツクラブ」営業時間拡大に伴い会員制度を刷新した。さらに、リゾートエリアとの相乗効果も相まって、ゴルフ会員権やリゾート会員権「ゴルフバケーションクラブ リソルの森」の販売が好調に推移した。

福利厚生事業では、ウェルビーイング関連メニューの提携拡充と会員の利便性向上を図った。また、資本提携しているアドバンテッジリスクマネジメント連携を強化しながら、生活オンライン機能においてメニュー数拡充やLINEやスマホアプリでの利用促進などを図った。

再生エネルギー事業では、グループゴルフ場において自家消費型事業のソーラーカーポート事業を推進した。また、福島石川太陽光の新規設備建設計画の準備を進めた。

投資再生事業では、投資再生事業の一環として旧ゴルフ場を用途変更し、販売用不動産としてゴルフ場敷地内に開発した福島石川太陽光発電所第二設備の信託受益権(40%)を売却した。

2023年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難なことから、現時点では未定とし、合理的な業績予想の算定が可能となった時点で、速やかに開示するとしている。



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