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大阪金概況:小幅に上昇、リスク回避の動き映すも朝高の後は伸び悩み

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大阪取引所金標準先物 23年6月限・日中取引終値:7734円(前日日中取引終値↑9円)

・推移レンジ:高値7767円-安値7725円

10日の大阪取引所金標準先物(期先:23年6月限)は小幅に上昇した。今日の東京株式市場で日経平均が取引開始後に下げ幅を広げたことを受け、投資家のリスク資産選好が後退した。また、台湾周辺での緊張状態が長期化するとの見方もあり、安全資産とされる金の投資需要が高まる要因となった。一方、今晩発表される7月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして、金先物の上値を積極的に追う動きは見られず、今日の金先物は買いが優勢ながら朝方に高値をつけた後は伸び悩む展開となった。

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