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きちりホールディングス—22年6月期は2ケタ増収・純利益は黒字化、期末配当金も発表

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きちりホールディングス<3082>は12日、2022年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比23.2%増の69.20億円、営業損失が11.23億円(前期は13.71億円の損失)、経常利益が3.55億円(同5.60億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が1.51億円(同5.44億円の損失)となった。コロナ禍の悪影響にも関わらず、売上高は増収となり、営業赤字が改善し、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を計上した。

飲食事業においては、店舗の新規オープンを積極的に実施した。2021年7月、神奈川県厚木市の商業施設「本厚木ミロード」内にて、「FLDK(エフ・エル・ディー・ケー)」をオープンした。フードホール全体を、同社グループの店舗のみにて出店する初の取組みであり、初のパスタ業態を含む7店舗を同時に出店した。また、商業施設にて一定額の投資を負担してもらう形態で出店することができた。2021年7月、神奈川県川崎市の商業施設「グランツリー武蔵小杉」内にて、「ひな鶏伊勢ゐ武蔵小杉」をオープンした。焼き鳥、親子丼、唐揚げをテーマとし業態3店舗目となる。2021年7月、初の焼肉業態である「肉の満牛萬 大泉学園」をオープンした。2021年8月、東京都渋谷区の商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」内にて、「VEGEGO オヌレシクタン MIYASHITA PARK」をオープンした。韓国料理をテーマとしている。2022年3月、埼玉県富士見市の商業施設「ららぽーと富士見」内にて、「VEGEGO オヌレシクタンアンドカフェ」をオープンした。また、2022年4月、大阪府吹田市の商業施設「ららぽーと EXPOCITY」内にて、「VEGEGO オヌレシクタン」をオープンし、業態6店舗目となる。 2021年9月、東京都台東区の商業施設「アトレ上野 EAST」内にて、「黒豚とんかつ コシヒカリご飯、鬼おろし とん久 アトレ上野」をオープンした。業態2店舗目の店舗となる。 2021年11月、大阪府松原市の商業施設「セブンパーク天美」内にて、石窯焼きにこだわったハンバーグ専門店 「いしがまやハンバーグ セブンパーク天美」をオープンした。

プラットフォームシェアリング事業については、外食企業向けの更なるプラットフォーム強化を進めると共に、 異業種のブランドホルダーに対する出店支援コンサルティング業務の提供も増加している。

フランチャイズ事業については、ハンバーグ業態にて、西日本最大級の総合スーパーであるイズミ<8273>が展開するショッピングセンター「ゆめタウン」への出店を行っている。

2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比41.6%増の98.00億円、営業利益は、前期11.23億円の営業赤字から、1.60億円の営業黒字へ大幅な改善を見込み、経常利益は同63.5%減の1.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同66.9%減の0.50億円を見込んでいる。
また、同日、未定となっていた期末配当金について、2022年6月期の業績及び財務状況等を総合的に勘案し、前期については、5.0円の復配となり、2023年6月期についても、年間5.0円の配当を予想している。



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