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新興市場銘柄ダイジェスト:カオナビは大幅に3日続落伸、エフ・コードがストップ高

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<4435> カオナビ 3045 -350
大幅に3日続落。20万株の立会外分売の実施を予定していると発表している。株式の分布状況の改善と流動性の向上を図ることが目的。分売予定期間は25-29日で、分売値段は実施日の前日終値、または最終気配値を基準として決定する。カオナビ株は15日に年初来高値を付けてから利益確定売りが続いており、立会外分売で需給悪化を懸念した向きの売りも重なったようだ。


<4978> リプロセル 266 +22
年初来高値。厚生労働省が新型コロナウイルスの抗原検査キットのインターネット販売を解禁することを決めたと報じられ、買い手掛かりとなっている。報道によると、製造メーカーや販売業者、購入者向けのガイドライン策定も終えており、早ければ今月中に販売が開始される見通しという。リプロセルは新型コロナのPCR検査キットを販売しており、関連銘柄の一角との思惑から物色の矛先が向かっているようだ。


<1431> リブワーク 840 +45
大幅に7日続伸。千趣会<8165>と戸建商品共同開発契約を締結したと発表している。千趣会のブランド「BELLE MAISON DAYS(ベルメゾンデイズ)」とコラボレーションし、通販チャネルを用いた戸建新商品を共同開発する。BELLE MAISON DAYSの世界観とサステナブルの視点から商品開発し、23年を目途に商品を完成させる予定。商品リリース後、千趣会の通販カタログやサイトなどを通じて販売を開始する。


<3138> 富士マガ 802 +54
大幅に反発。5万株(0.43億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.56%。取得期間は25日から10月31日まで。株主還元の一環で、資本効率の向上や企業環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的。5月23日に記録した年初来高値(906円)をうかがう水準まで株価が上昇していることも買い意欲を刺激しているようだ。


<9211> エフ・コード 3830 +700
ストップ高。Webマーケティング事業などを手掛けるブルースクレイ・ジャパン(東京都渋谷区)が運営するSaaS事業(GORILLA-EFO)を譲り受ける事業譲渡契約を締結すると発表している。顧客企業への提供プロダクトやサービス拡大、CXデータの質・量の増強を図る。譲受価額は約0.93億円。譲受事業の21年12月期の売上高は約0.45億円、売上総利益は約0.43億円。事業譲受が業績に与える影響については現在精査中としている。


<4588> オンコリス 546 +11
5日続伸。Transposon社にライセンス供与している核酸系逆転写酵素阻害剤OBP-601(TPN-101)に関し、同社が進めている進行性核上性麻痺を対象としたPhase2a臨床試験で42例の組み入れが行われ、患者登録が完了したと発表している。結果の公表時期は現段階では未定。Transposon社は、今回の試験に加えて筋萎縮性側索硬化症(ALS)及び前頭側頭型認知症(FTD)を対象としたPhase2a臨床試験への患者組入れを進めている。
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