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NYの視点:9月FOMC3会合連続で75BPの利上げも、FRB高官はインフレ対処の勝利宣言ほど遠いと主張

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原油価格の下落が奏功し最近の物価圧力やインフレ期待が低下している。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の高官はインフレ対処において勝利宣言をするには程遠く、まだ金融引き締めが必要との考えを変えていない。引き続きドルを支援すると見られる。

セントルイス連銀のブラード総裁はウォールストリートジャーナル紙とのインタビューで「FRBは年末までに政策金利であるFF金利誘導目標を3.75%から4%に引き上げる必要がある」と主張した。インフレがピークを達成したと宣言するのも「時期尚早」と警告。インフレを制御できるまでまだ道のりは長いとし、利上げ継続が必要との考えを示した。労働市場は強く見通しも明るいとし、失業率がさらに低下する可能性も指摘。また、経済が景気後退に陥るとの懸念も時期尚早だと主張した。「下半期の経済が上半期に比べ強まる」と経済にも楽観的で、市場の利下げ予想も時期尚早と指摘した。今年の前倒しの利上げが2023年にFRBの選択肢を増やすとの考えで、9月連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイントの利上げ支持に傾斜していると発言した。同総裁は、タカ派として知られ、2022年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有する。7月開催分のFOMC議事録を受けて、市場で強まり始めた利上げペース減速見通しを払しょく。

サンフランシスコ連銀のデイリー総裁も、本年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有さないが9月FOMCで50BPまたは75BPの利上げが妥当だと、75BPの利上げも除外していない。政策金利であるFF金利誘導目標を年末までに3%を若干上回る水準に引き上げるべきとの考えを示している。また、データ次第で、FRBはこの水準以上に引き上げる必要もあると指摘した。

FRBのパウエル議長は26日にジャクソンホールで開催される年次会合で、経済見通しに関し講演を予定しており、注目される。



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