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新興市場銘柄ダイジェスト:東京通信は大幅に続伸、AHCグループがストップ高

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<3042> セキュアヴェ 297 +19
大幅高。一部メディアが「政府は通信システムにサイバーセキュリティー対策をした防衛関連企業への税制優遇を検討する」と報じ、買い材料視されている。報道によると「23年度予算の概算要求や与党税制改正大綱に反映し、23年の通常国会へ関連法案の提出をめざす」という。関連銘柄としてセキュアヴェイルのほか、サイバーセキュリティクラウド<4493>やFFRIセキュリティ<3692>にも買いが入っている。


<3698> CRI・MW 980 +13
大幅に3日ぶり反発。コミュニケーションミドルウェア「CRI TeleXus(テレクサス)」の提供を開始したと発表している。空間オーディオ対応ボイスチャット機能で前後左右から話しかけられる感覚を再現し、メタバースやゲームなど仮想空間でも実在感を感じられる会話を実現するとしている。今後、AI通訳機能など新たなコミュニケーションを実現する機能拡充を予定しているという。


<3904> カヤック 911 +18
大幅に4日ぶり反発。eスポーツスクールを運営するeSP(東京都渋谷区)の株式77万7778株(議決権所有割合70.0%)を取得し、連結子会社化すると発表している。取得価額は5.60億円。自社グループが保有するeスポーツに関するリソースとeSPが保有するスポーツビジネスに対する知見・ノウハウを組み合わせ、事業領域の拡充などを通じて競争力強化と企業価値向上を目指す。


<4395> アクリート 2252 +400
ストップ高。25年12月期の営業利益目標を30.00億円とする中期経営計画を発表している。21年12月期の実績は、4.65億円。中期テーマとして「日本のアクリートからアジアのアクリートに」を掲げ、バーチャルな世界でのなりすましや情報乱用の防止、AIなどによるログ解析から最適なコミュニケーションのレコメンド、人が自然に行動に移しやすいコミュニケーションのあり方などを提供するとしている。


<7083> AHCグループ 798 +100
ストップ高。福祉事業所を運営するCONFEL(愛知県豊橋市)とRAISE(名古屋市)の発行済株式を全て取得し、両社を完全子会社化すると発表している。株式譲渡実行日は9月1日の予定で、取得価額は計5.00億円。子会社化で福祉サービスの展開地域を広げ、事業拡大や競争力強化につなげる。両社の子会社化が22年11月期の業績に与える影響は現在精査中としている。


<7359> 東京通信 1318 +193
大幅に続伸。新会社を設立し、人材ビジネスに参入すると発表している。首都圏を中心にエンジニアなどデジタル人材を対象とした人材紹介事業を展開する方針。設立時期は9月の予定。中長期的には、地方経済圏への展開や人材派遣事業、コンサルティング事業、メタバースを活用したHRtechへの展開を視野に入れる。また、6月に開示していたメタバース事業創出を目的とした合弁会社の設立が完了したことを明らかにしている。
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