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NY株式:米国株式市場は続落、金利高を警戒した売り加速(訂正)

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ダウ平均は500.10ドル安の28,725.51ドル、ナスダックは161.88ポイント安の10,575.62で取引を終了した。

9月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)やミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を下回ったことで景気減速懸念が強まり売りが先行。長期金利の低下に伴い一時上昇に転じたが、連邦準備制度理事会(FRB)の高官が時期尚早の利上げ終了を警告したため金利先高観から売りに押された。金利も結局上昇した。また、ロシアのプーチン大統領がウクライナ4州の併合を宣言、英米が追加対ロ制裁を発表し、地政学リスクの高まりも上値を抑制した。各国中銀による政策ミスによる金融混乱への警戒感もあり、引けにかけ下げ幅を拡大。セクター別では不動産が上昇した一方で、耐久消費財・アパレルが下落した。

短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は電気自動車メーカーテスラ(TSLA)のマスクCEOの同社買収撤回を巡る法定闘争に関して和解に向け話し合いが進んでいることが報じられ買われた。クルーズ船運営のカーニバル(CCL)は第四半期決算で損失を計上、燃料価格の上昇、高インフレにより黒字回復が遅れるとの悲観的見通しが嫌気され下落。スポーツブランドのナイキ(NKE)は6-8月期決算で過剰在庫を受けた大幅な値引きやコスト高が響き20%減益を発表して売られた。また、エンターテインメントのディズニー(DIS)はマクロ経済の悪化を理由に、アナリストが同社の投資判断を引き下げたため下落。

ナスダック総合指数は、9月として2008年来で最大の下落率となった。

(Horiko Capital Management LLC)

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