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豪ドル週間見通し:上げ渋りか、豪準備銀行の利上げペース減速の可能性

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■軟調推移、豪利上げペース減速の可能性浮上

今週の豪ドル・円は軟調推移。英国の財政悪化や高インフレを警戒して英国債やポンドが急落し、欧米諸国などの株式相場は下落したことから、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが観測された。豪準備銀行(中央銀行)の利上げペース減速の可能性が浮上したことも豪ドル売りにつながった。取引レンジ:92円13銭-94円22銭。

■上げ渋りか、豪準備銀行の利上げペース減速の可能性

来週の豪ドル・円は上げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の10月理事会では、6会合連続の政策金利引き上げが予想されている。ロウ総裁は金利上昇に伴い利上げペースを緩める姿勢が改めて示されるとみられ、0.50ポイントの利上げ実施でも豪ドル買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・4日:豪準備銀行が政策金利発表(0.50ポイント引き上げ予想)
・6日:8月貿易収支(7月:+87.33億豪ドル)
・7日:豪準備銀行半期金融安定化報告

予想レンジ:91円00銭-94円00銭


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