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注目銘柄ダイジェスト(前場):クスリのアオキ、ネクステージ、円谷フィールズなど

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しまむら<8227>:12110円(-60円)
もみ合い。前日に上半期の決算を発表、営業利益は289億円で前年同期比14.1%増益、従来計画の256億円を上回る着地に。6-8月期も143億円で同16.1%増益、市場予想を10億円ほど上回り、順調な拡大基調が続く形に。通期計画521億円、前期比5.3%増は据え置いているが、引き続き保守的な見方と捉えられているようだ。ただ、サプライズ自体は乏しく、全般的にリバウンドに関心が向かう中で、積極的にポジティブ視の動きは限定的。


ダイセキS<1712>:799円(-49円)
大幅続落で年初来安値更新。前日に上半期決算を発表、営業利益は4.6億円で前年同期比64.6%の大幅減益となり、通期予想は従来の20億円から10億円、前期比52.4%減に下方修正。第1四半期決算時に続く下方修正となっている。インフラ整備工事関係は全般的に工事進捗が想定より遅く、下半期は想定処理数量を下回る可能性が高くなったとしている。また、資材高騰の影響なども響くもようだ。


ネクステージ<3186>:2760円(-530円)
大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は148億円で前年同期比50.5%増益、6-8月期は56億円で同62.0%増と一段と増益率が拡大する状況になっている。6-8月期市場コンセンサスは50億円程度であったとみられる。中古車価格の上昇に伴う粗利益率の改善などが好業績の主因に。ただ、好業績期待を背景に株価は高値圏で推移しており、通期予想を据え置いていることなどから、目先の出尽くし感が優勢のようだ。


円谷フィールズ<2767>:1751円(+155円)
大幅反発。SBI証券では投資判断を「買い」、目標株価2400円で新規カバレッジを開始している。昨年12月に発表された内規改正による6.5号機の登場、11月から導入予定のスマート遊技機によって、遊技機業界は長らく続いた規制が緩和傾向に向かうとし、関連事業の収益も回復に向かうとみている。また、今後の「ウルトラマンIP戦略」にも大いに期待としているようだ。23年3月期営業利益は会社計画40億円に対して53.2億円を予想。


クスリのアオキ<3549>:7490円(+940円)
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は45億円で前年同期比35.2%増益、37億円程度の市場コンセンサスを大きく上回る着地になっている。通期予想152億円、前期比8.0%増は据え置いているが、上振れ可能性が高まったとの見方になっている。販促の見直しなどによる粗利益率の改善が好業績の主因、ツルハHDやスギHDなど同業他社との比較でも、粗利益率の改善が際立つ状況となっている。


グローバルセキュ<4417>:6930円(+50円)
上場来高値。サイバーセキュリティ対策に必要なアイテムをパッケージ化したサブスクリプション型Webサービス「vCISO安心相談サービス(サイバーリスク保険付き)」の提供を開始したと発表している。いつでもサイバーセキュリティ専門家にチャットで相談出来る窓口や従業員教育用eラーニング、サイバー被害を受けた際の対応費用補償が可能となるサイバーリスク保険などをパッケージ化した。月額1万5000円から提供する。


関通<9326>:513円(-38円)
上場来安値。23年2月期第2四半期累計(22年3-8月)の営業利益予想を従来の3.11億円から1.91億円(前年同期実績3.56億円)に下方修正している。物流サービス事業で新規顧客の獲得が堅調に推移する一方、既存顧客の実績が予想を下回る水準となっているため。通期予想(9.43億円)は新規顧客獲得を強化するほか、倉庫管理システム「クラウドトーマス」やEC・通販物流支援サービスの新規導入を進めることから据え置いた。


バルテス<4442>:2506円(+141円)
年初来高値。日本次世代企業普及機構(通称「ホワイト財団」)のホワイト企業認定制度でゴールドランクを取得したと発表している。「人材育成・働きがい」「健康経営」「リスクマネジメント」の項目で満点、「ワーク・ライフバランス」「ビジネスモデル/生産性」で90%の点数を獲得したという。バルテスでは産業保健師の採用で自社特有の健康経営を推進しているという。
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