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後場の日経平均は306円安でスタート、ホンダや大阪チタなどが下落

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27410.14;-306.29
TOPIX;1933.91;-15.58


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比306.29円安の27410.14円と、前引け(27391.00円)から下げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は27370円~27430円のレンジで下げ幅を縮める動き。ドル・円は1ドル=146.10−20円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は総じて軟調で、上海総合指数が下落しているほか、香港ハンセン指数は2%を超える下落率で推移している。米中間選挙で上院が激戦となっているほか、共和党勝利が見込まれていた下院でも、依然として共和党優勢ながらも民主党が善戦と伝わっており、先行き不透明感が強まるなかリスク資産の売りが膨らんでいる。ねじれ議会が生まれれば民主党政権が掲げる増税策などの成立する見込みが低くなることを市場は好感していたが、その反動が出ているようだ。また、今晩の米10月消費者物価指数(CPI)への警戒感も高まっており、様子見ムードのなか売り優勢の展開が続いている。

 セクターではゴム製品、鉱業、輸送用機器が下落率上位となっている一方、パルプ・紙、電気・ガス、食料品が上昇率上位になっている。東証プライム市場の売買代金上位では決算を受けてホンダ<7267>、三井不動産<8801>が大幅に下落しているほか、大阪チタ<5726>も大幅安。ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、メルカリ<4385>、ソニーG<6758>、信越化<4063>、INPEX<1605>なども売られている。一方、三菱商事<8058>、三菱自<7211>が大きく上昇しており、決算や自社株買いを発表したネクソン<3659>が急伸。前引け後に業績予想の上方修正と増配を発表した川崎重<7012>は後場に入って大きく上昇している。

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