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日経VI:上昇、株価下落するも底堅く警戒感の広がりは限定的

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は30日、前日比+0.22(上昇率1.18%)の18.93と上昇した。なお、高値は19.19、安値は18.80。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が日本時間の明日未明に予定されており、市場では警戒感が広がりやすくなった。こうした中、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。ただ、取引開始後は下値を売り急ぐ動きは見られず、日経225先物が概ね底堅く推移したことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの広がりは限定的で、今日の日経VIは昨日の水準を概ね小幅に上回る水準で推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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