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日経平均は242円安でスタート、三菱自やオリンパスなどが下落

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27983.18;-242.90
TOPIX;1969.34;-17.12


[寄り付き概況]

 2日の日経平均は242.90円安の27983.18円と反落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は194.76ドル安の34395.01ドル、ナスダックは14.45ポイント高の11482.45で取引を終了した。11月ISM製造業景況指数がパンデミック以降で最低水準に落ち込んだため景気後退入りを懸念した売りに寄り付き後、下落。同時に、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ減速の思惑に長期金利がさらに低下したためハイテクが買い戻され、相場の下値を支えた。ダウは終日軟調も、ナスダック総合指数はプラス圏を維持し、まちまちで終了した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が反落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=135円10銭台と昨日15時頃に比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、今晩米国で11月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落して終了したものの、朝安の後は次第に下げ渋る展開となったことに加え、ナスダック総合指数が小幅ながら上昇して取引を終えたことなどが東京市場の株価下支え要因となった。また、9月末の中間配当金が振り込まれる時期となっており、この一部が株式に再投資され、株価を支える要因となるとの指摘もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。

 セクター別では全業種が値下がり。ゴム製品、医薬品、不動産業、卸売業、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱自<7211>、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、日立<6501>、三井物産<8031>、伊藤忠<8001>、三菱商事<8058>、ブリヂストン<5108>、キーエンス<6861>、コマツ<6301>、KDDI<9433>、SMC<6273>、エーザイ<4523>、ダイキン<6367>、INPEX<1605>、ソニーG<6758>などが下落。他方、サイバー<4751>、メルカリ<4385>、第一生命HD<8750>などが上昇している。

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