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注目銘柄ダイジェスト(前場):ダイコク電、ファーマF、ピアズなど

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NRI<4307>:3220円(+115円)
大幅続伸。3696万8100株の株式売出、並びに、554万5200株を上限とするオーバーアロットメントによる売出に関して、前日に売出価格が3011円と決定しており、買い戻しの動きが優勢となっているようだ。売出の発表後、株価は一時9.9%の下落となっていた。受渡日は12月12日となるが、自社株買いの取得も予定されているなど、その後の需給改善を期待する動きなども優勢に。


クスリのアオキ<3549>:7940円(+310円)
大幅続伸。前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比7.0%増、6カ月連続でのプラス成長となり、20年4月以来の高い伸長率となっている。客数が同2.7%増加したほか、客単価も同4.2%上昇している。調剤、フードなどの物販も好調だったもよう。上半期の既存店累計は3.7%増になったとみられ、会社上半期計画の2.1%減を上回ったようだ。


ダイコク電<6430>:1724円(+172円)
大幅反発。前日に23年3月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の11億円から18.5億円、前期比55.3%増に引き上げ、スマート遊技機の市場投入が順調に始まり、同遊技機に必要なユニット「VEGASIA」などの販売好調が継続の見通しとしている。上半期は2ケタ減益決算であり、大幅な上方修正にポジティブなインパクト。また、年間配当金も従来計画の40円から60円にまで引き上げ。


ファーマF<2929>:1417円(+123円)
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は21.9億円の赤字で前年同期比37.7億円の損益悪化となっている。広告宣伝費の増加が背景だが、同社の通信販売事業は売上高と広告宣伝費の発生時期が異なる構造となっており、同費用の増加は定期顧客の増加を表し、今後の収益拡大を想定させるものとなる。実際、第1四半期の定期顧客件数は前四半期比で15%増と顕著な伸びになっている。


タカラBIO<4974>:1839円(+88円)
大幅反発。本社敷地内に新工場棟を建設し、新型コロナウイルスワクチンなどバイオ医薬品の受託生産を強化すると報じられている。新型コロナワクチン換算で現在年間約1200万回分の生産能力を、27年度にも7000万回以上に高める計画のよぅだ。国内製薬企業が実用化するワクチンの受託生産などを想定、「メッセンジャーRNA」ワクチンの生産にも対応するとされている。新工場棟は27年6月メドに完成させる予定のようだ。


ピアズ<7066>:783円(+100円)
ストップ高。エンタメテック事業を展開するPort(東京都渋谷区)の第三者割当増資を引き受け、資本業務提携したと発表している。自分のファンに向けて1on1ビデオ通話を販売できるPortのツール「Talkport」を活用したVtuberとファンのコミュニケーションサービスの提供のほか、NFTを活用したクリエーター・ファンエコノミーの提供などで協業する。将来的なメタバース事業での協業も視野に入れているという。


バンクオブイノベ<4393>:7270円(-480円)
大幅に4日続落。新作RPG「メメントモリ」の11月の課金高(速報値)が28億円だったと発表している。11月2日に発表した10月18-31日の課金高は35億円だった。11月30日時点のダウンロード数は173万(10月31日時点は125万)、11月の広告宣伝費は9億円(10月はリリース前1億円、リリース後1億円)だった。課金高が前月から減少したことを受け、売り優勢となっているようだ。


ACSL<6232>:1853円(+135円)
大幅に4日続伸。5日から開始された無人航空機(ドローン)の型式認証制度で、第一種型式認証申請を実施したと発表している。審査対象は物流用ドローンで、同日より型式認証プロセスを開始する。物流用ドローンは用途特化型機体の1つ。第一種型式認証が交付されれば、レベル4(有人地帯での目視外飛行)相当の飛行が可能となるため、ドローンの利活用の場面が拡大するとしている。
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