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個別銘柄戦略:TKPや小野薬品などに注目

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6日の米株式市場でダウ平均は350.76ドル安(−1.03%)、ナスダック総合指数は−2.00%、シカゴ日経225先物は大阪日中比200円安の27660円。為替は1ドル=136.90−00円。米国で景気後退を織り込む動きが加速しており、これに伴い、三菱マテリアル<5711>、住友鉱山<5713>、クボタ<6326>、INPEX<1605>、トヨタ自<7203>などの景気敏感株は冴えない展開となりそうだ。一方で、東洋水産<2875>、味の素<2802>、日清食HD<2897>、ニチレイ<2871>などの食品や、アステラス製薬<4503>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>などの医薬品といったディフェンシブセクターは堅調となりそうだ。材料処では、米Equillium社が保有するファーストインクラスの抗CD6抗体「itolizumab」について、独占的オプション権付アセット買収契約を締結した小野薬品<4528>、日本リージャスの全株式を三菱地所<8802>に譲渡すると発表したTKP<3479>、韓国子会社が大手鉄鋼メーカーであるポスコ子会社とイオン交換膜スタックモジュールの供給に関して基本合意書を締結したダブルスコープ<6619>などが好感されそうか。また、三井住友DSアセットマネジメントの持ち分増大が確認されたBIPROGY<8056>、一部商品の値上げを発表した森永製菓<2201>と大塚HD<4578>、好調な月次売上動向が確認されたマクドナルド<2702>なども堅調が見込まれる。ほか、洋上風力発電で来年4件目指すなどとした社長インタビューが伝わっている三菱商事<8058>、欧州のリチウムイオン電池メーカーと合弁で蓄電システム用電池を製造する「ニデックエナジー」を設立した日本電産<6594>に注目。一方、レーティングの格下げ観測されたSGホールディングス<9143>、ハーモニック<6324>、三菱電気<6503>、東京製鐵<5423>、ニコン<7731>などは嫌気されそうだ。
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