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今日の為替市場ポイント:目先的にリスク回避のドル売り・円買いは縮小する可能性

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27日のドル・円は、東京市場では129円50銭から130円27銭まで反発。欧米市場では129円56銭まで下げた後、130円07銭まで反発し、129円87銭で取引終了。本日30日のドル・円は主に129円台で推移か。米利上げ継続の方針は変わらず、目先的にリスク回避的なドル売り・円買いは縮小するとみられる。

今週(1月31日-2月1日)開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で追加利上げが決まる見込みだが、利上げ幅は前回の0.50ポイントから0.25ポイントに縮小される公算。次回の会合でも0.25ポイントの利上げが決定される可能性は高いとみられているが、今回の会合で将来的な利上げ停止の是非について議論された場合、米長期金利は低下し、ドル売り要因になり得る。

一方、日本銀行は金融緩和策の継続を強調し、それを支える措置により円安圧力が続く見通し。中長期的には金融緩和策の修正が想定されているものの、金融緩和策の段階的な修正は確定事項ではないため、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに強まる可能性は低いとみられる。

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