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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり

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【ブラジル】ボベスパ指数 112316.16 -1.63%
27日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1861.39ポイント安(-1.63%)の112316.16で取引を終了した。114190.65から112044.46まで下落した。

小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行が圧迫材料。また、原油など資源価格の下落も同セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、財政不安が払しょくされていないことが指数の足かせとなった。

【ロシア】MICEX指数 2189.35 +1.04%
27日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比22.43ポイント高(+1.04%)の2189.35で取引を終了した。2167.33から2189.35まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、海外株高も買い安心感を与えた。このほか、中国の新型コロナウイルス新規感染がすでにピークを迎えたとの報告が対中輸出の拡大期待を高めた。

【インド】SENSEX指数 59330.90 -1.45%
27日のインドSENSEX指数は続落。前日比874.16ポイント安(-1.45%)の59330.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同287.60ポイント安(-1.61%)の17604.35で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIは前営業日27日までに5日連続の売り越しとなった。また、2023年予算の発表は2月1日に控え、慎重ムードも強まった。

【中国本土】休場
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